恐竜好きの初心挨拶(練習も兼ねて)

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晩冬のみぎり…始めてしまいましたブログ!

最寄り駅の正面にある山:えちぜん鉄道 2023年撮影

初めまして恐竜好きの一般人、82太郎です。

冬も終わりが近づき、暖かい地域では梅の花が咲く時期といいますが、私の住む地域は冬の色合いが濃く、とにかく寒い!! 子供の頃は降雪地域がうらやましかったのですが、住んでみると大変ですね。

冬は好きですが、こうも寒いと外出を控えて家にこもりがちになってしまうのも致し方ないとは思いつつ、時間は有意義に使いたいと考え、前々からやってみたかったブログを今更ながら始めてみました。その名も『恐竜好きがいく!博物館の”スルメ”』です。

ここでは、見て回るだけで最高に楽しい博物館の展示を、よく噛み、深く味わい、その内容を共有することを中心にしていけたらと考えています。

見るだけでも楽しいけれど

ティラノサウルス ”スタン”:国立科学博物館 地球館 地下1階 2010年撮影 
※この標本は2015年のリニューアル後から、3階のコンパスに展示されています。

知れば知るほど博物館は楽しくなる!

博物館の展示は見ているだけで十分に楽しいと個人的には思っていますが、展示されている標本や、博物館そのものについて知ることで、その楽しさはどんどん深まっていきます。

例えば、福井県立恐竜博物館で展示されている福井産の恐竜であるフクイサウルスは、恐竜の中でも有名なイグアノドンの仲間ですが、ただの恐竜の標本として見るより、台に置かれた標本は実物化石であることや、国産で全身復元骨格が作製された、初の恐竜であることを知ってから見れば、特別感が得られ、他のイグアノドンの仲間よりも下顎が高いことを知ってから、展示されている他のイグアノドンの仲間と比べれば、その違いを実感でき、博物館に来たことへの満足感が増すのではないでしょうか。

マンテリサウルス(左) フクイサウルス(右) の頭:福井県立恐竜博物館 1階 2020年撮影に矢印を追加
※現在はリニューアルのために臨時休館中、今年の夏にオープン予定

また、福井県立恐竜博物館では一般向けに行われる博物館セミナーや、子供を対象の中心とした自然教室が毎月開催さており、最前線で活躍する研究者から直接お話を聞けるほか、鉄が熱いうちに展示で確かめることもでき、ただ見て回るのとはひと味違う高揚感を得ることができると思います。

来たはいいけど…

博物館の活用方法は十人十色ですが、せっかく訪れるのであればできるだけ楽しみたいと思うのが自然かと思います。しかし、「博物館に来たはいいが、どうた楽しんだらいいの?」といった方や、「ただ見てるだけでは味気ない」といった方もいるのではないでしょうか。

かくいう私も展示を見る以外の楽しみ方を始めたのは最近のことで、自らの足とお金で博物館に行けるようになってからです。それまでは諸々の事情で行ったことのある科学系の博物館や、博物館相当施設は国立科学博物館神奈川県立 命の星・地球博物館埼玉県立自然の博物館福井県立恐竜博物館日本科学未来館神流町恐竜センター程度のもので、展示の観察もあまく、博物館を堪能していませんでした。

しかし、講演会や講座、書籍に論文などの方法で情報を得るようになってからは、それらを参考に注意深く観察するようになってきており、理解が深まっていることを実感できているほか、そこから疑問も湧いてくるため、調べるきっかけにもなっており、以前にはなかった楽しさを感じています。

(現)神奈川大学理学部生物科学科 佐藤たまき教授による特別講演会「海生爬虫類の世界」:2021年11月28日開催 海竜展より

知ることは大変だ…

ただ、「情報は知りたいがお金も、時間もあまりかけられない」といった方や、「博物館を楽しみたいが、そこまではちょっと勘弁して欲しい」といった方もいるのではないでしょうか。

実際、関連の書籍を購入するのは大変で、私のとあるネット通販サイトの購入予定の本の合計金額は結構なものになっていますし、古い物だとなかなか手に入りません。また、論文は英語であることがほとんどですが、私自身は致命的に英語ができないので、短いものを1本読むだけでも骨が折れます。恐竜が長らく好きな私もしんどいと感じることがありますので、気軽に博物館を楽しみたい方は、労を避けたいと考えるかもしれません。

そういった方におすすめなのがSNSやブログを知ることへの入口とすることです。無論、私も含めてその気になれば誰でも投稿できるため、参考にする際には注意が必要ですが、中には情報の発信者が研究者や、復元に関わる方、サイエンスコミュニケーター、専攻で学ばれている学生など、お仕事や学業で古生物に携わりながら、その傍らで投稿されている方もおり、そういった情報は、整理されていて分かりやすく、引用もしっかりしているので、気軽に利用できると考えています。

大学のレポートに引用するとしたら問題になるでしょうが、個人で楽しむために活用するといった目的であれば問題はなく、SNSやブログを用いて情報を集めるだけでも、ただ見ていた頃よりも博物館を楽しむことは十分できます。

そのため、このブログの中では、展示されている標本の科学的なお話や、標本にまつわるちょっとしたお話、博物館が行っている催しなど、好きで訪れた方も、何となく観光で訪れた方も、知っていれば恐竜やその他の古生物の展示をより楽しめる、そんな内容をお伝えする情報の1つになりたいと考えています.

正直な話

正直な話を申しますと、恐竜や古生物、博物館を紹介するものは、様々な媒体で既に先達の素晴らしいものが多く存在していますので、後発もいいところであり、質に自信もありません。なので需要はないかもしれませんが、やりたいと思った時が始め時、ひとまず投稿を頑張っていきたいと思います.

今後の活動

以下の3つに関する投稿をまったりと行いたいと思いますので、よろしくお願いします。

博物館の常設展示を中心していきますが、博物館相当施設の展示についても紹介します。

兵庫県立人と自然の博物館 2019年撮影

博物館や特設会場で行われる特別展・企画展について紹介していきます。

ティラノサウルス展 ~T.rex 驚異の肉食恐竜~:大阪ATCホール 2021年撮影

講演会や復元教室の参加レポート、博物館周辺の観光日記、恐竜や古生物について個人的に調べたことなどを紹介していきたいと考えています。

水ようかんソフトクリーム:道の駅 恐竜渓谷かつやま 2021年撮影

次回予告

いきなりの雑談!? 松の内にやりたかったウサギ回!!

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